自分の傷は自分の血で!?
みなさん、こんにちは!
大和市にある「大和東さくら歯科」の院長、神賀緑郎です!
みなさんも、日々の生活の中でケガをしてしまうことがあると思います。
夕食の準備中に包丁で指を切ってしまったり、スポーツをしている最中に転んで骨を折ってしまったり。
ちょっとした切り傷は数日もすれば元通りになります。骨折などの場合は病院に行くのが普通ですが、仮に放っておいたとしても身体は元の健康な状態に戻ろうとします。
なんの話かというと、人間の血液の中には、身体を修復するために必要な成分がたくさんたくさん入っているんです。
包丁で指を切ってしまった場合でも、転んで骨が折れてしまった場合でも、通常の状態に回復していくのは血液のおかげなのです。
当院では、インプラント治療の中でその特性を利用した「骨再生誘導法(GBR)」というのを採用しています。
これは、患者さんご自身の血液から骨の回復に必要な成分を抽出し、インプラント治療を施す際に使用するやりかたです。こうすることによって、骨とインプラントの付きを良くしたり、回復を早めるといった効果が期待できるのです。
似たような効果をもたらす人工的な医療素材もあるにはあります。ただ、拒否反応のリスクを回避できるなどの理由から、なるべくご自身の身体の成分を使った方がいいと考えているため、この「骨再生誘導法」を採用しているのです。
少しでも早く、かつ安全にみなさんの治療後のお口から違和感や不自由を取り除くため、こういった取り組みもしているというわけです。