床矯正は小学生のうちに
みなさん、こんにちは!
大和市にある「大和東さくら歯科」の院長、神賀緑郎です!
前回のブログ記事で「床矯正」という、お子さん向けの歯列矯正についてお話ししました。今日はその続きで、「床矯正」についてもう少し詳しくご紹介していこうと思います。前回の記事をお読みでない方は、まずそちらを読んでみてください。
まず、床矯正を始めるタイミングですが、4歳から6歳くらいに始めた患者さんの成功率が最も高くなっています。このくらいの年頃は顎の成長する時期だからです。ですので、なるべく小学生のうちにスタートするのがいいと思います。
また、はじめのうちは、年齢に関係なくおしゃべりしづらくなったり、痛みを感じることもあります。ただ、多くの場合、慣れるとしゃべるのも不自由なくできるようになりますし、痛みは器具を調整することで改善できます。
この治療では、1日14時間以上器具を装着する、とお話ししましたが、ここからも分かるように器具は取り外しができます。
食事をするときや運動をするときなどは外して構いませんので、器具によって口をケガしたり、食事に難が出たり不味く感じるということはありません。
ちなみに、中学生になって部活動などが始まると、器具を外さないといけない時間が増えてしまいます。これも小学生のうちに治療を始めてほしい理由のひとつです。
こう聞くと、なにやらややこしそうな感じもするかもしれませんが、そんなことはありません。実際にやってみたら意外と平気だった、なんてこともあります。まずは一度ご相談いただいて、詳しい話を聞いてみてから判断するのがいいと思います。