あらためて歯周病について ~大和市でのインプラント治療は 大和東さくら歯科~
ここ最近は歯周病もかなり市民権を得たようで、患者様の理解も得やすくなっています 。
そこで治療の大まかな流れですが、下の表のようになっています。
歯周基本治療のフローチャート
問 診
既往歴・現病歴・今までの歯科治療について・
服薬の状況・現在お口の中の状況など
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歯周組織検査(1回目)
基本検査、精密検査がありますが当歯科医院では、
全ての患者様において精密検査を行っています。
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TBI
現在の歯周病の状況を説明して、適切なブラッシングが出来るように
磨き方、歯面清掃用具、フッ化物応用につていての指導を行っていきます。
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スケーリング
歯肉縁上歯石(目視できるところにある歯石。比較的白っぽい)の除去。
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歯周組織検査(2回目)
縁上歯石の除去と普段のブラッシングにより、
歯周組織の状態が改善してきています。
治療の結果を、検査にて確認していきます。
結果に問題が無ければPMTC(表面の着色やバイオフィルムを取り除く治療)、
歯質強化のためのフッ素を塗布しておしまいです。
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SRP
(スケーリングルートプレーニング、4~6回ぐらいに分けて行います)
2回目の検査の結果、歯周組織に炎症があり、
歯肉縁下歯石(歯茎の中の歯石)が存在している場合は、
浸潤麻酔下で歯茎の中の歯石を取り除いていきます。
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歯周組織検査(3回目)
SRPの結果、歯周組織がどれくらい改善したか確認をします。
結果が問題なければ、PMTC、フッ素塗布を行います。
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この段階で歯周組織に炎症があり、歯石が残っている場合は、
もう一度麻酔をして歯石を取り除いていく。
ただし器具が届かない位置に歯石がある場合は、
歯周外科に治療が移行します。
検査の1回目から、検査の3回目まで週1ぐらいで通ってもらうとおおよそ2ヶ月ほどかかります。
状態がよければ検査の2回目で終わるので、1ヶ月も罹らないですね!
この流れは大事で、これから大きく外れてしまうと歯周病はなかなか改善されません。