3DS(dental drug delivery system)について ~大和市でインプラント治療なら大和東さくら歯科~
前回歯周病治療の流れについて、説明していきました。
今回は基本的な歯周病の治療とは違い、治療が終わった後にさらに一歩進んだ治療法になります。
お口の中の病気の多くは、細菌が原因で起こることが多いのです。
3DSはミュータンス菌や歯周病菌を除菌することで、口腔内の病気のリスクを下げようという治療法です。
さらに口腔内の細菌が減ることで、歯原性菌血症の予防が出来ると注目されています。
歯原性菌血症とは、口腔内の細菌が血管内に入って、全身に影響を及ぼす現症です。
関連のある疾患としては、
①アテローム性動脈硬化 ②関節リウマチ ③アルツハイマー型認知症 ④糖尿病 ⑤腎炎 ⑥早産、低体重児出産
⑦男性不妊 ⑧肺膿瘍
などが考えられます。
治療方法は、歯周病の治療が終わった後、型取りをしてマウスピースを作ります。
そのマウスピースに薬剤を入れて、口腔内を除菌していきます。
痛みも伴わないので、大変メリットの大きな治療法になります。