口呼吸と矯正治療④ ~大和市でインプラントをするなら大和東さくら歯科~
前回に引き続き、また口呼吸についてです。
今までは、口呼吸のチェックポイント、口呼吸の問題点、
口呼吸により悪化する症状、病状についてお話しました。
今回はそれらの症状を、矯正治療でどうやって軽減させていくかです。
そもそも口呼吸は何でおきるかということですが、様々な原因が考えられますが、
一番大きな原因は、お鼻で呼吸するのが難しいということだと思われます。
鼻炎があって狭くなっている、咽頭の部分が狭いなどが原因で、
空気の通り道がふさがっている場合が多いのです。
これらの原因を解消するのに、矯正治療が役に立つのです。
どうするかというと、上顎の部分(口蓋)を左右に広げていくのです。
口蓋の上には、鼻腔がありその奥に咽頭があります。
口蓋の骨を左右に広げることで、鼻腔が広がり、咽頭が広がるのです。
これで鼻呼吸が楽になり、お口を閉じても息が出来るようになります。
ただしこの段階では、口呼吸の癖が抜けていないので、
意識してお口を閉じるようにする必要はあります。