10月1日(土)、2日(日)は休診となります。
院長勉強会で不在のため、休診とさせていただきます。
院長勉強会で不在のため、休診とさせていただきます。
本日木曜日ですが、診療しています。
週末の10月1日(土)2日(日)は、院長勉強会のため休診とさせていただきます。
10月の休診日は、1日、2日、13日、20日、27日となります
1日(土)、2日(日)は院長勉強会のため、休診となります。その代わり6日(木)は診療いたします。
22日(土)23日(日)は午後から院長勉強会のため、11時30分で診療終わりとなります。
前回歯周病治療の流れについて、説明していきました。
今回は基本的な歯周病の治療とは違い、治療が終わった後にさらに一歩進んだ治療法になります。
お口の中の病気の多くは、細菌が原因で起こることが多いのです。
3DSはミュータンス菌や歯周病菌を除菌することで、口腔内の病気のリスクを下げようという治療法です。
さらに口腔内の細菌が減ることで、歯原性菌血症の予防が出来ると注目されています。
歯原性菌血症とは、口腔内の細菌が血管内に入って、全身に影響を及ぼす現症です。
関連のある疾患としては、
①アテローム性動脈硬化 ②関節リウマチ ③アルツハイマー型認知症 ④糖尿病 ⑤腎炎 ⑥早産、低体重児出産
⑦男性不妊 ⑧肺膿瘍
などが考えられます。
治療方法は、歯周病の治療が終わった後、型取りをしてマウスピースを作ります。
そのマウスピースに薬剤を入れて、口腔内を除菌していきます。
痛みも伴わないので、大変メリットの大きな治療法になります。
本日は平日同様
9:30~13:30 15:00~19:30
まで診療しています。
ここ最近は歯周病もかなり市民権を得たようで、患者様の理解も得やすくなっています 。
そこで治療の大まかな流れですが、下の表のようになっています。
歯周基本治療のフローチャート
問 診
既往歴・現病歴・今までの歯科治療について・
服薬の状況・現在お口の中の状況など
↓
歯周組織検査(1回目)
基本検査、精密検査がありますが当歯科医院では、
全ての患者様において精密検査を行っています。
↓
TBI
現在の歯周病の状況を説明して、適切なブラッシングが出来るように
磨き方、歯面清掃用具、フッ化物応用につていての指導を行っていきます。
↓
スケーリング
歯肉縁上歯石(目視できるところにある歯石。比較的白っぽい)の除去。
↓
歯周組織検査(2回目)
縁上歯石の除去と普段のブラッシングにより、
歯周組織の状態が改善してきています。
治療の結果を、検査にて確認していきます。
結果に問題が無ければPMTC(表面の着色やバイオフィルムを取り除く治療)、
歯質強化のためのフッ素を塗布しておしまいです。
↓
SRP
(スケーリングルートプレーニング、4~6回ぐらいに分けて行います)
2回目の検査の結果、歯周組織に炎症があり、
歯肉縁下歯石(歯茎の中の歯石)が存在している場合は、
浸潤麻酔下で歯茎の中の歯石を取り除いていきます。
↓
歯周組織検査(3回目)
SRPの結果、歯周組織がどれくらい改善したか確認をします。
結果が問題なければ、PMTC、フッ素塗布を行います。
↓
この段階で歯周組織に炎症があり、歯石が残っている場合は、
もう一度麻酔をして歯石を取り除いていく。
ただし器具が届かない位置に歯石がある場合は、
歯周外科に治療が移行します。
検査の1回目から、検査の3回目まで週1ぐらいで通ってもらうとおおよそ2ヶ月ほどかかります。
状態がよければ検査の2回目で終わるので、1ヶ月も罹らないですね!
この流れは大事で、これから大きく外れてしまうと歯周病はなかなか改善されません。
8月の終わりの日曜日に参加してきたソクラテスの会は、インプラント周囲炎の診断と対応方法、それから金属アレルギーの話も上がりました。
これからインプラント周囲炎の患者様が出てくることもあるかと思いますので、
とてもためになるお話でした。