~休診日のお知らせ~
当院の8月の休診日ですが、下記の通りとなっております。
・8月12日(月)
・8月19日(月)~8月23日(金)
当院の8月の休診日ですが、下記の通りとなっております。
・8月12日(月)
・8月19日(月)~8月23日(金)
悪い歯並びや噛み合わせを整え、美しい歯並びへ導くための歯科治療です。この治療では、歯を削って「差し歯」にすることは基本的に行いません。代わりに、矯正装置を使用して、歯や顎の骨に少しずつ力を加え、時間をかけて歯の位置や噛み合わせを改善していきます。歯の並びが不規則であったり、上下の顎の歯がうまく噛み合わない状態は、専門用語で「不正咬合」と呼ばれます。この不正咬合を適切に治療することで、機能面と見た目の両方が改善され、健康な口腔環境が得られます。
矯正治療の最も重要な目的は「咬み合わせの改善」です。これは、歯を正しい位置に整列させ、上下の歯がしっかりと噛み合い、効率的に機能する状態を作り出すことを指します。その際、顎の関節が自然で無理のない状態で、快適に噛めるように治療を進める必要があります。矯正治療は単に美しい歯並びを目指すものと思われがちですが、実際には、良好な咬み合わせにすることが治療の核心であり、最も難しい部分でもあります。
適切な矯正治療によって咬み合わせが改善されると、以下に挙げるような多くのメリットが得られます。また、不正咬合によって引き起こされる悩みは患者さまによって異なります。例えば、食事をする際に噛みにくいと感じる方、歯並びや口元にコンプレックスを抱いている方、あるいはお子様の歯並びに不安を持つ親御さんなど、それぞれの悩みを的確に理解し、それに応じた治療を行うことが重要です。これにより、日常生活がより快適になることを目指します。
矯正治療には多くの利点がある一方で、リスクや副作用が伴うことも理解しておく必要があります。以下は一般的なリスクです。(日本矯正歯科学会の情報を基にしています)
このように、矯正治療はメリットだけでなくリスクも伴うため、事前の十分な理解が必要です。
歯列矯正において、必ずしも抜歯が必要というわけではありません。大和東さくら歯科・矯正歯科でも、できる限り歯を抜かない治療方針を大切にしています。しかしながら、症状によっては抜歯をした方が治療効果が高まる場合もあります。
では、どのような状況で抜歯が必要になるのでしょうか。ここでは、歯列矯正において抜歯が必要となる主なケースをご紹介します。
歯並びが悪くなる要因の一つとして、歯の大きさや本数に対して顎の骨が狭いことが挙げられます。矯正治療では、矯正装置やマウスピースを使用して歯を動かし、歯並びを整えていきますが、顎のスペースに十分な余裕がない場合、歯を効果的に動かすことが困難です。
無理にスペースがない状態で矯正治療を行うと、噛み合わせや歯茎に負担がかかり、トラブルが発生するリスクが高まります。そのため、理想の歯並びに必要なスペースが確保できない場合には、抜歯が必要となることがあります。
もう一つのケースは、親知らずが歯並びに悪影響を及ぼしている場合です。
親知らずは、前歯から数えて8番目の奥歯で、大人になってから生えてくることが一般的です。特に顎が狭い日本人にとっては、親知らずがトラブルの原因となりやすく、他の歯に負担をかけて歯並びに悪影響を及ぼすことがあります。そのため、矯正治療の際に親知らずの抜歯が必要となる場合もあります。
抜歯が必要な場合、前歯中央から数えて4本目の第一小臼歯や5本目の第二小臼歯など、噛み合わせや機能に影響が少ない歯を選んで抜くことが一般的です。抜歯をしたからといって、食事がしづらくなったり、話しにくくなったりすることはほとんどないため、その点についてはご安心ください。
このように、抜歯は場合によって必要となりますが、治療効果を最大化し、健康的な歯並びを実現するための一環として行われます。
非抜歯による歯列矯正の最大のメリットは「健康な歯をそのまま残せる」ことです。たとえ治療のために抜歯が必要であると理解していても、健康な歯を抜くことに対して精神的な抵抗を感じる患者様は少なくありません。特に虫歯などの問題がない歯を抜くことに対しては、強い抵抗を感じる方が多いのです。
もし非抜歯で矯正が可能であれば、やはり抜歯を避けて治療を進めたいと考えるのは自然なことです。さらに、抜歯が不要であれば治療期間や治療費の増加も避けられ、抜歯後の痛みなどの症状に悩まされることもありません。これらは、非抜歯治療の大きなメリットと言えます。
一方、非抜歯矯正の最大のデメリットは「出っ歯になるリスクがある」という点です。非抜歯治療では、十分なスペースを確保せずに歯を動かすため、前歯が前方に押し出されてしまい、結果として口元が突出し、出っ歯になってしまう可能性があります。
また、歯を抜かない代わりにスペースを確保するために歯を削ることがありますが、この処置にも限界があり、後戻りのリスクが高まることや、治療期間が延びる可能性もあります。さらに、無理に歯を動かすことで歯肉にダメージを与えるリスクもあります。このように、非抜歯治療にはメリットがある一方で、デメリットも少なくないため、治療方針は慎重に決定する必要があります。
患者様一人ひとりの症状やニーズに合わせて最適な治療方法を選択することが重要ですので、治療を開始する前にしっかりと相談し、ご自身にとって最良の選択を見つけることをお勧めします。
大人の矯正治療は、成長期の子供とは異なり、顎の成長が止まっているため、治療が難しくなることがあります。また、成人の場合、歯周病や虫歯のリスクが高いため、治療中の口腔内のケアが重要です。大人の矯正治療では、見た目の改善だけでなく、咬み合わせや口腔内の健康維持も重視されます。
成人の矯正治療の費用は、治療法や装置によって異なりますが、一般的には数十万円から数百万円かかることが多いです。また、治療期間も個々のケースによって異なりますが、一般的には1年から3年程度かかることが多いです。費用や期間については、事前にクリニックに詳しく相談し、納得のいく治療計画を立てることが大切です。
矯正治療には、失敗のリスクも伴います。例えば、装置の装着が適切でなかったり、治療計画が不十分だったりすると、思わぬ結果を招くことがあります。失敗を避けるためには、信頼できるクリニックを選び、治療前に十分な相談と説明を受けることが重要です。また、治療中の定期的な診断とケアも欠かせません。
矯正治療の成功には、患者自身の協力も不可欠です。例えば、矯正装置の適切な使用や口腔内の清潔を保つことが大切です。また、治療期間中は定期的に診療を受け、治療の進捗状況を確認することが求められます。矯正治療の成功のためには、専門医と患者が協力し合い、最適な治療を進めることが必要です。
矯正歯科クリニックの予約は、電話やオンラインで行うことができます。初診の予約は、クリニックのウェブサイトや電話で問い合わせることが一般的です。初診時には、歯列や咬み合わせの状態を詳しく診断し、治療計画を立てるためのカウンセリングが行われます。
初診時には、矯正治療の目的や方法について詳しく説明が行われます。また、患者の歯並びや咬み合わせの状態を確認し、適切な治療計画を提案します。初診時には、不安や疑問点をしっかりと相談し、納得のいく治療計画を立てることが重要です。
矯正治療には、多くの誤解が伴います。例えば、治療が痛いといったイメージがありますが、最新の矯正装置では痛みが軽減されています。また、治療期間が長いといった誤解もありますが、個々の症例によっては短期間で治療が完了することもあります。
矯正治療に対する正しい知識を持つことは、成功のために重要です。例えば、治療中の口腔ケアや装置の取り扱いについて正しく理解し、実践することが求められます。また、定期的な診療を受け、治療の進捗を確認することも大切です。正しい知識を持つことで、矯正治療のリスクを減らし、成功に近づけます。
矯正治療を始める前には、治療方法や期間、費用についてしっかりと理解しておくことが重要です。また、治療の目的やメリット・デメリットについても確認し、納得のいく治療計画を立てることが必要です。
矯正治療を通じて、美しい歯並びと健康な口元を手に入れることができます。治療を成功させるためには、専門医との協力が不可欠です。信頼できる矯正歯科クリニックを選び、適切な治療を受けることで、理想の歯並びを実現しましょう。
5月19日日曜日の診療ですが、院長がセミナーに出席する為休診とさせて頂きます。
患者様にはご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願い致します。
大和市大和駅の歯医者・歯科
大和東さくら歯科・矯正歯科
令和6年4月22日(月)より当面の間、診療時間の変更をいたします。
月曜日のみ
午前:9:30~13:30
午後:休診
患者様にはご不便ご不都合をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
大和市大和駅徒歩4分の歯医者・歯科
大和東さくら歯科・矯正歯科
神賀 緑朗