子どもさんなら床矯正!
みなさん、こんにちは!
大和市にある「大和東さくら歯科」の院長、神賀緑郎です!
前回に引き続き、矯正治療のお話をしていこうと思います。
みなさんは矯正治療というとどんなものを思い浮かべるでしょう? 多くの方がワイヤーを使った歯列矯正をイメージするのではないでしょうか。
もちろんそれもひとつの方法ですが、当院ではそれ以外の選択肢もご用意しています。
例えば、中学生になる前のお子さんの場合「床矯正(しょうきょうせい)」がおすすめです。
現代の子どもたちは、柔らかいものや細かく刻んだ食べ物を食べる機会が増えたため、顎の骨が小さくなっているという特徴があります。すると、歯が正しく並ぶのに必要なスペースが確保できないという問題が起きるのです。
そこで、成長期のお子さんの顎そのものを広げるというのが床矯正という治療方法です。歯を引っ張ったり、抜いたりせずに歯が生えるスペースを作ろうという発想のやり方です。
顎を広げるための矯正器具を付けるのですが、これを1日14時間以上装着してもらいます。
日々の装着時間が長ければ長いほど、治療期間は短くなりますので、将来の何十年のために頑張るだけの価値はあるわけです。
次回のブログでは床矯正についてよく患者さんに聞かれる内容についてご紹介しようと思います。