金属アレルギーの検査について
引き続き金属アレルギーのお話です。
どんな種類の金属に対してアレルギーがあるか調べてもらうには、皮膚科やアレルギー科に行って調べてもらいます。
通常はパッチテスト(皮膚貼付試験)というものを行っています。
パッチテストとは、検査用のパッチ(絆創膏みたいなもの)に被検物質(今回は金属)をつけて皮膚に貼ります。
48時間後、72時間後、168時間後(1週間後)にはがしてみて、皮膚に反応があるか調べます。
反応があればその金属に対して、アレルギーがあるということになります。
この段階で歯科用金属に対してアレルギーがあることが確認できれば、
銀歯などを除去して、金属を含まないセラミックやジルコニアなどの補綴物(被せ物)に交換していきます。
あとパッチテストの副作用として、赤くなったりかゆくなったり、かぶれてしまうことがあります。